自社ブランド企画・開発の仕事
青文テキスタイル株式会社

斎藤 美綺さん

●企画開発部 ●24歳/入社2年目(2020年2月時点) ●神奈川県藤沢市 出身
●神奈川県立神奈川総合高校 国際文化コース/多摩美術大学 生産デザイン学部 テキスタイルデザイン学科 卒

インタビュー

新たな価値を消費者へ

斎藤さんは出身地も学校も県外で、Iターンで米沢にやって来ました。主な仕事は自社ブランドnitorito(ニトリト)の企画やパンフレット・ホームページの制作で、自らが企画した商品を販売に行くこともあります。

この自社ブランドnitoritoは、これまで自社の織物がアパレルの中間素材として卸され「産地・米沢」が認知されづらかった現状を変えようと、直接消費者へ届けるために誕生しました。そのために必要だった「古い概念」を払拭し、「made in YONEZAWA」を掲げた新たな価値を創造することに、若く地元の人とは違う感性を持つ斎藤さんは大きく貢献しました。

産地で働くという強い想い

学生時代に手織りや染めの技術を学んだ斎藤さん。昔からものづくりの現場に強い憧れを持っていました。週末になると全国各地の産地へ出向き、機屋を巡っていたそうです。

大学4年の夏、先生の勧めもあり米沢を訪れます。自らアポイントを取って訪れたのが今の会社。自社だけでなく別の機屋にも案内してくれたことに米沢の一体感を感じ、同時に歴史の大きさや厚みを知ったそうです。

一方で何か殻から飛び出せていない感覚も受けたそう。伝統になりすぎて知られていないのでは?自分がこの会社に入ることで何か変化をもたらしたい。その想いは徐々に強くなり、斎藤さんはここ米沢で働くことを決意します。

nitorito誕生秘話

色々な場所へ旅行し、その土地の文化や風景を感じることが好きだった斎藤さん。米沢を初めて訪れた時に目に映った圧倒的で様々な表情を見せる「山」に感銘を受けました。nitoritoはこうした米沢の自然や風景がデザインのモチーフになっており、まさに斎藤さんの想いがそのまま形になったブランドなのです。

立ち上げには多くの困難もありました。しかしそれを乗り越えられたのも、織物製造とニット製造として長い歴史を持ち、職人さんの持つ高い技術や豊富な経験があったからこそだと斎藤さんは語ります。

同じ夢を持つ後輩たちへ

米沢織をもっと知ってほしい。そして身に付けてほしい。そのために今後は米沢をファッションの街として発展させたいと斎藤さん。特にこれまでアピールできていなかった若い人たちへ発信し興味を持ってもらうことで、将来米沢に戻って来やすい環境をつくれればと話します。

また同じ夢を持ち、これから社会へはばたいていく後輩たちへ。小さな発信力だとしても少しでも伝え、織物の産地で働く人が増えるといいなと話す斎藤さん。挑戦はまだまだ続きます。

わわわQ&A

「わ!入社して見つけた会社の魅力」は?

織物と編物の両部門あり、全く違う技術だが、お互いが良いバランスで成り立っているところ。

 

「わ!米沢ってこんな良い場所なんだ」と思うことは?

圧倒的な“山”。
ぐるっと360度山に囲まれていて、四季の山の表情が美しいです。
また深い歴史があり、層の厚みを感じます。

【企業情報】

青文テキスタイル株式会社

992-0026 米沢市東2-7-163
TEL 0238-23-8334
FAX 0238-23-3179

【事業内容】

  • ジャガード織機とジャガード丸編み機があり、主にアパレルへ生地の卸しを行っている。
  • 2019年9月より自社ブランドnitoritoを
    スタート。
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